2010年3月11日木曜日

陶器のデジタルモデル by Rhino

昨年、「漆と陶の組み合わせによる新商品創出のためのデザイン研究」で、財団法人わかやま産業振興財団2009年度新連携共同研究事業(委託開発) に参画し、陶器のモデル作成を担当しました。
陶器は、乾燥・焼成すると、原型から12~14%収縮します。また均等にスケールがかかって収縮するわけではありません。下記の画像は、収縮を見込んだ試作モデルですが、矩形の陶器を焼く場合、焼成上がりで、直線部がへこんでしまいます。そこでRhinoでモデル作成時に直線部を円弧で作成し補正しておきます。このプロジェクトでは、Rhinoモデル作成~レンダリングによるレビュー~Rolandの切削機MDXで試作モデル作成~石膏型作成~形状評価 ==>収縮による形状補正検討==>再作成となりますが、このプロセスをPDFにまとめましたので、参考にしてみてください。
下図左は、切削後の型、右図は石膏型の例

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