2010年3月25日木曜日

Rhino3D.TV 2010.03 (Grasshopper: Chain)

Grasshopper チュートリアル
現在開発中のGrasshopperを用いてパラメトリックなチェーンをモデリングします。
プログラム:Grasshopper

全8ムービー(.mov形式)+Zipファイル
(左図をクリックするとサンプルムービーをご覧いただけます。)
※チュートリアルの視聴には予めユーザー登録が必要です。

Rhino3D.TV 2010.03 (Grasshopper: Public Space Bench)

Grasshopper チュートリアル
現在開発中のGrasshopperを用いて公共スペースにあるベンチをモデリングします。
プログラム:Grasshopper

全6ムービー(.mov形式)+Zipファイル
(左図をクリックするとサンプルムービーをご覧いただけます。)
※チュートリアルの視聴には予めユーザー登録が必要です。

2010年3月17日水曜日

アルゴリズミック・デザイン 建築・都市の新しい設計手法

鹿島出版会から、”アルゴリズミックデザイン 建築・都市の新しい設計手法”という本が出版されています。以下、序文からの抜粋。

アルゴリズミック・デザインは、定型化されたものではなく、コンピューターのアルゴリズムを形のジェネレータとして利用するものから、複雑なアルゴリズムを駆使するものまで、幅広く存在し、実現した作品との関係も様々なスタンスが存在する。しかし、いずれも、人間の発想力とコンピュータの処理能力の高さを相互作用に働かせ、これまで実現できなかった新しい何かを含む建築をつくり出そうとする点で共通性を見出すことができる。

Rhinoの海外事情で、今ホットな建築系の話題を取り使うことが多いですが、同じものを複数生産するプロダクトと異なる建築デザインの実現性が、部材の生産技術の発達により、多様化してきたのでしょう。海外のRhinoユーザーの名前が出てくるのもうれしくなります。



2010年3月15日月曜日

海外Rhino事情 Iaac at バルセロナ

バルセロナに、”Institute of Adavanced Architecture of Catalonia” というものがあります(通称、Iaac:ヤークと発音)。ここは建築向の最新の教育・研究機関です。約200名の学生が25カ国から集っていますが、Iaacでは早くからRhinoを使用してコンピュテーショナルデザインを行っており、2年前のカルキュラムで、既にRhinoスクリプトの授業が行われています。Rhinoデータとして作成したデジタルモデルは、NC加工機や切削機で加工され、試作モデルやマスターモデルが製作されます。
ホームページには、学生の研究や、ソーラーハウスのプロジェクト等、見ているだけでもおもしろいですが、今まで実際に形にするのが難しかった建築デザインが、デジタルデータを加工する技術の進歩と普及により、ユニークな形や、複雑な構造物が出来るようになってきたのがわかります。
Youtubeでも、"Iaac"で検索すると様々なムービーを見ることが出来ます。
下は、ソーラープロジェクトの模型と骨組みの一部 です。

2010年3月12日金曜日

Rhino OS X ベータ2010-03-08

現在開発中のRhino OS Xの最新ベータ版(2010-03-08)が公開されました。
本ベータよりPythonスクリプトが使えるようになりました。

注意:インストールにはMac OS X 10.5(Leopard) 以上が必要です。

2010年3月11日木曜日

Bongo2.0 WIP9

Rhinoceros用アニメーションプラグインソフトBongoの次期バージョンWIP(WorkInProgress)が更新されました。 現行Bongo1.0のユーザ様はダウンロードおよびトライアルができます。
特徴
インバースキネマティクス、複数のアニメーション設定、アニメーションパスカーブの編集、タイムライン・キーフレームの改良等々。
WIP9での主な変更点
計10項目のバグフィックス

陶器のデジタルモデル by Rhino

昨年、「漆と陶の組み合わせによる新商品創出のためのデザイン研究」で、財団法人わかやま産業振興財団2009年度新連携共同研究事業(委託開発) に参画し、陶器のモデル作成を担当しました。
陶器は、乾燥・焼成すると、原型から12~14%収縮します。また均等にスケールがかかって収縮するわけではありません。下記の画像は、収縮を見込んだ試作モデルですが、矩形の陶器を焼く場合、焼成上がりで、直線部がへこんでしまいます。そこでRhinoでモデル作成時に直線部を円弧で作成し補正しておきます。このプロジェクトでは、Rhinoモデル作成~レンダリングによるレビュー~Rolandの切削機MDXで試作モデル作成~石膏型作成~形状評価 ==>収縮による形状補正検討==>再作成となりますが、このプロセスをPDFにまとめましたので、参考にしてみてください。
下図左は、切削後の型、右図は石膏型の例

2010年3月10日水曜日

DATAKIT製品アップデート



アップデート製品
Rhino V4関連

  • ACIS 3D to RHINO V4
  • CATIA V4 3D to RHINO V4
  • CATIA V5 3D to RHINO V4
  • INVENTOR 3D to RHINO V4
  • JT 3D to RHINO V4
  • PARASOLID 3D to RHINO V4
  • PRO-ENGINEER 3D to RHINO V4
  • RHINO V4 3D to CATIA V4
  • RHINO V4 3D to CATIA V5
  • SOLIDEDGE 3D to RHINO V4
  • UNIGRAPHICS 3D to RHINO V4
Rhino V3関連
  • CATIA V4 3D to RHINO V3
  • CATIA V5 3D to RHINO V3
  • JT 3D TO RHINO V3
  • PARASOLID 3D to RHINO V3
  • PRO-ENGINEER 3D to RHINO V3
  • SOLIDEDGE 3D to RHINO V3
  • SOLIDWORKS 3D to RHINO V3
  • UNIGRAPHICS 3D to RHINO V3

2010年3月9日火曜日

建築ノート 2010 No.08

誠文堂新光社から発行されている「建築ノート」のコラムに、「関係性のデザインへ-パラメトリックデザインツール/ラピッドプロトタイピングの展開-」と題し、「Rhinoceros」と「Grasshopper」が紹介されています(58P~59P)。記事は、フランスの建築家集団R&Sie(n)のアソシエイト・パートナーとして活動している木内俊克氏。木内氏は、建築業界全体がBIMへの移行期にあるが、より軽微な作業環境で一定のパラメトリックデザインを可能にするツールとして、「Rhinoceros」と「Grasshopper」を紹介しています。



2010年3月8日月曜日

Grasshopper & T-Spline

GrasshopperとT-Splineを使用したチュートリアルが公開されました。Grasshopperに関してはプロダクトデザインの投稿がまだ少ないですが、Rhino/T-Spline/Grasshopperを使用しているイタリアの家具デザイナーで、Giorgio Guioli氏が投稿しています。参考にされると良いでしょう。

2010年3月5日金曜日

Rhino 5.0 WIP 2010-03-02

現在開発中のRhino 5.0の最新WIP(Work-in-Progress)が公開されました。
Rhino 5.0での変更点:
* 演算処理速度、および安定性の向上。
* 64bitWindowsOSへの対応。
* 表示速度の改善。
ご利用にあたっての注意点
* Rhino5.0インストールには、Rhino 4.0 SR5またはそれ以降のインストールが必要です。
* WIPリリースは、クラッシュまたはフリーズする可能性があります。またファイルが破損する可能性もあります。

Rhino OS X ベータ2010-02-28

現在開発中のRhino OS Xの最新ベータ版(2010-02-28)が公開されました。
注意:インストールにはMac OS X 10.5(Leopard)以上が必要です。

2010年3月4日木曜日

海外Rhino事情、サグラダファミリア in デジタル

サグラダファミリアは19世紀の後半からアントニ・ガウディデザインにより建設が始まった教会で未だに完成に向け多くの人が携わっていますが、技術の進歩とともにデジタルツールが使用されるようになりました。以前から、Rhinoを使用しているという話とその画像は見たことがありましたが、今回、バルセロナのGrasshopperアドバンストレーニングで、実際にその仕事に携わっている建築家と話をすることができました。












GrasshopperはまだWIPでありながら、既にヨーロッパの多くの企業や大学で使用され、それによるコンピュテーショナル・デザインが行われていますが、彼らもRhino/Grasshopperを使用しており、今回はさらなるスキルアップにトレーニングに参加しました。そのトレーニングの最終日に、彼らが実際の使用例を見せてくれました。サグラダファミリアの構築には、多くの試行錯誤があり、一見、簡単に見える部分でも実際に他の部分との関係で、シミュレーションや設計変更が必要でGrasshopperは大変、重宝しているとのことです。
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