2011年9月7日水曜日
Rhino5.0Beta新機能: ポリサーフェスをオフセット
現在開発中のライノセラス次期バージョン「5.0」では、
ポリサーフェスをオフセットする機能が搭載予定です。
コマンドの実行は、OffsetPolysurfaceとコマンドエリアに
タイプ入力して[Enter]キーを実行します。
※ 上記コマンドは、5.0Beta版(2011-11-08)以降
OffsetSrfに統合されています。
コマンドプロンプトでは...
Select a polysurface to offset:
オフセットするポリサーフェスを選択:
Press Enter to accept settings
( Thickness=1.000 Inward=No Solid=No Join=Yes ):
この設定で実行する場合は[Enter]を押してください
(厚み=1.000 内方向=いいえ ソリッド=いいえ 結合=はい):
...と表示されますので、オフセットするポリサーフェスを選択後、
オフセットの量や方向を設定し、[Enter]キーで実行します。
また、「ソリッド」オプションは、閉じたポリサーフェスを生成します。
※ 画像はGIFアニメーションです。クリックしてご覧ください。
オフセット前のモデルでは、サーフェスの内側に色を設定しています。
設定方法の詳細は、こちらのページをご参照ください。
また、オフセットを行って、サーフェス同士が離れる場合、
Offsetコマンドと同様に、その間を円のブレンド面で接続します。
(下の画像では、シアン色のポリサーフェスを、内・外方向へ
それぞれオフセットしています。赤いサーフェスが円のブレンド面)