サグラダファミリアは19世紀の後半からアントニ・ガウディデザインにより建設が始まった教会で未だに完成に向け多くの人が携わっていますが、技術の進歩とともにデジタルツールが使用されるようになりました。以前から、Rhinoを使用しているという話とその画像は見たことがありましたが、今回、バルセロナのGrasshopperアドバンストレーニングで、実際にその仕事に携わっている建築家と話をすることができました。
GrasshopperはまだWIPでありながら、既にヨーロッパの多くの企業や大学で使用され、それによるコンピュテーショナル・デザインが行われていますが、彼らもRhino/Grasshopperを使用しており、今回はさらなるスキルアップにトレーニングに参加しました。そのトレーニングの最終日に、彼らが実際の使用例を見せてくれました。サグラダファミリアの構築には、多くの試行錯誤があり、一見、簡単に見える部分でも実際に他の部分との関係で、シミュレーションや設計変更が必要でGrasshopperは大変、重宝しているとのことです。