2009年12月29日火曜日

漆器と陶器

Rhinoというと工業デザインをイメージする方が多いと思いますが、このブログでも紹介しているように建築系での使用が増えています。日本では伝統工芸の分野でも使用されはじめています。
アプリクラフトのEvent欄で紹介していますが、今年、アプリクラフトは、「財団法人わかやま産業振興財団」の委託開発事業で「漆と陶の組み合わせによる新商品創出のためのデザイン技術研究」に参加しました。
この研究は地域の中小企業が中核企業となり,他の企業とともに,高等教育研究機関等,公設試験研究機関とによる,いわゆる産学官による連携体を構築し,新製品・サービスの開発のための共同研究を行うことを目的としたもので、今回、漆器と陶器を組み合わせた新しい感覚のテーブルウェア・デザイン開発のための研究目的です。
アプリクラフトは、Rhinoceros)を使用して、デザイン具現化のための陶器データの作成と提供を行い、また、陶器の型製作を通じ、3D活用による陶器製作のノウハウの集積とプロセス改善という立場でプロジェクト参加しました。陶器は焼成すると収縮したり、厚みによって反ったりしますがそれを考慮に入れてモデリングします。またデジタルでデザインするとまた手造りと違った形になりますし、また上薬の厚みでそれほど冷たい感じにもなりません。画像は来年まで紹介出来ませんが、興味のある方は1/13名古屋のテーブルトップショーで成果が見れます。

2009年12月28日月曜日

RGSS第8回

12/23に、RGSS(Rhino Grasshopper Study Session)の第8回目が行われました。
クリスマス・スペシャルイベントで、30名以上の皆さんが参加されました。RGSSはノイズ・アーキテクツで主催されているもので、内容は前回のブログの通りです。
またオープンなイベントはこちらで、紹介します。

2009年12月24日木曜日

Rhino OS X ベータ2009-12-21

現在開発中のRhino OS Xの最新ベータ版(2009-12-21)が公開されました。










注意:インストールにはMac OS X 10.5(Leopard) 以上が必要です。

2009年12月21日月曜日

「SIGGRAPH ASIA 2009」 in Yokohama

アプリクラフトでは、先週パシフィコ横浜で開催された「SIGGRAPH ASIA 2009」のデジタルバザールに出展いたしました。また、会期中の12/18には、会議センターでセミナーを開催いたしました。ライノ用のサードパティー製品取扱各社のプレゼンテーションをはじめ、ライノの開発元であるロバート・マクニール社より、レンダリングのエキスパート、ブライアン・ジェームス氏が来日し、ライノ用レンダラーの徹底比較を行いました。また、セミナーの後に開催された懇親会では、ロバート・マクニール氏のスピーチもあり、会場の雰囲気も一段と盛り上がりを見せました。



Rhino 4.0 サービスリリース7 (SR7, 2009/12/14)


ライノセラス4.0 サービスリリース7が公開されました。
サービスリリースでは、不具合の修正と機能強化を行っています。

SR7の詳細・ダウンロードは、こちらをご覧ください。

※画像は「Flamingo nXt」「Texture Baking」を使用。

年末年始休業のご案内

年末年始期間中の、営業日、営業時間は次の通りです。
  • 通常体制(09:30~18:00)
  • 2009年12月28日(月)迄
  • 半日体制(09:30~12:00) 2009年12月29日(火)
  • 休業 2009年12月30日(水)~2010年01月03日(日)
  • 通常体制(09:30~18:00) 2010年01月04日(月)
 休業期間中のお問い合わせに関しましては、2010年1月4日(月)以降のご連絡とさせていただきます。

2009年12月18日金曜日

2009年12月15日火曜日

Rhino3D.TV チュートリアル

Rhino5.0で作成するスニーカー

プログラム:Rhino5.0 WIP
全18ムービー(.mov形式)
(左図をクリックするとサンプル画像をご覧いただけます。)



チュートリアルの視聴には予めユーザー登録が必要です。
 →ユーザー登録

2009年12月11日金曜日

VisulaMillプライベートセミナー

マルチジオメトリ対応パーソナル3D-CAM「VisualMill」で新しいビジネス創造を!

株式会社スリー・ディー・エス主催のプライベートセミナーのご案内

 開催日時: 2009年12月24日(木):13:00~16:30
 開催場所: 東京都大田区:大田区産業プラザPiO
 主な内容: VisualMillの商品説明及び関連ソリューションとして、RhinoCAMやRhinoGold、JewelMillなどの紹介

Rhinoトレーニング/セミナー: 2010年1月~3月開催日程



師走のアプリクラフトは、
「SIGGRAPH ASIA」デジタルバザールへ出展、
Rhino開発元社長ボブ・マクニールを迎え、
今年最後のアプリクラフト セミナーと、イベント目白押しです!
皆様のご来場お待ちしております。

さて、Rhinoトレーニングコースとアプリクラフト製品無料体験セミナーの
2010年1月~3月開催スケジュールが決定しました。


ライノセラス ・トレーニングコース
「基礎モデリング」コース - 3日間 (6時間 x 3)
初めての方を対象に、Rhinoの基本的なオペレーションを学習。
「アドバンスモデリング」コース - 3日間 (6時間 x 3)
様々なモデリング手法を、演習モデルを使って学習。

開催日程、及びコースの詳細は、こちらをご覧ください。

アプリクラフト・ハンズオンセミナー
弊社取扱ソフトウェアを体感いただく体験セミナーです。
導入をご検討の方はもちろん!
興味はあるが、実際には触れたことがない…という方まで
この機会に奮ってご参加ください!


開催日程は、こちらをご覧ください。

2009年12月10日木曜日

第8回RGSS クリスマス・スペシャル

今まで、主にノイズ・アーキテクツオフィスで行われていた、RGSS(Rhino Grasshopper Study Session)ですが、今月はクリスマススペシャルとして、よりオープンな形式で行われます。
場所:TOKYO FAMILY RESTAURANT  19:00 ~ 21:00
今回のプレゼンテーションは盛りだくさんで下記の通りです。
■豊田啓介(NoizArchitectsパートナー)
■福西健太(伊東豊雄建築設計事務所)
■杉田宋(ペンシルバニア大学)
■大野友資(RGSS主催) の各氏です。
会費は¥500で、飲物等持込歓迎です。












RGSSでは、Rhino及びGrasshopperの日本での最新情報を得る事が出来ます。
興味のある方は是非、参加ください。
問い合わせ先はノイズ・アーキテクツまで、TEL 03-0666-1234 メール info@noizarchitects.com

2009年12月8日火曜日

アプリクラフトセミナー at 横浜

【Rhinoceros関連製品情報】
  • Rhinocerosから3Dプリンティングを実現する「Magics」のご紹介(マテリアライズジャパン)
  • 連携ソリューション「Rhino3D-Suite」のご紹介(スリー・ディー・エス)
  • 「T-splines」の魅力。Rhinoで実現する簡単有機モデリング! (ディプロス)
【Rhinoceros最新情報】
  • 「Advanced rendering plugins for Rhino」アドバンスドレンダラーTips! あなたにとって究極のレンダラーは?(ロバートマクニール社)
日時:12/18(金)13:40~17:40(開場13:25)

場所:パシフィコ横浜会議センター
料金:無料(事前予約制)
定員:50名

SiggraphAsia2009


「SIGGRAH ASIA 2009」デジタルバーザールに出展します。
タイトル: リバースエンジニアリング
     -スキャンデータを曲面に-
内容:各種非接触計測器で計測された画像・点群データをポリゴンデータだけでなく高品質の曲面データに変換するサービス
開期:12/17-19 9:30~18:30(最終日17:00)
場所:パシフィコ横浜
ブース:A-54

2009年12月4日金曜日

DATAKIT製品アップデート





アップデート製品

 PRO-ENGINEER 2D to DXF
 Pro/ENGINEERの2Dファイル(バージョン200i ~ wf3)をDXFファイルに変換 (スタンドアロンで動作。Pro/ENGINEERは不要)

2009年12月3日木曜日

DATAKIT製品アップデート





アップデート製品

 CATIA V5 3D TO RHINO V4:     対応バージョンR7~19
 CATIA V4 3D TO RHINO V4:     対応バージョン4.14~4.20
 INVENTOR 3D TO RHINO V4:    対応バージョン10~2009
 PRO-ENGINEER 3D TO RHINO V4: 対応バージョン2000i~WildFire4
 SOLIDEDGE 3D TO RHINO V4:    対応バージョン10~20
 JT 3D TO RHINO V4
 UNIGRAPHICS 3D TO RHINO V4:  対応バージョン15~NX6
 PARASOLID 3D TO RHINO V4:    対応バージョン ~R18
 ACIS 3D TO RHINO V4:        対応バージョン ~V15

オブジェクトビューワ(Object Viewer)

Rhinoファイルの全てのオブジェクトをグループ構造で表示するプラグインツール。
  1. 表示・非表示に関わらず全てのオブジェクトを階層表示。
  2.  グループ化されたオブジェクトも、グループ化を解除することなく個々のオブジェクトの選択が可能。
  3.  右クリックでオブジェクトプロパティ(名前、表示状態)編集。
  4.  グループ化されたオブジェクトはグループ階層下に表示。
対応環境:Rhino4.0 以降
開発者:Brian Perry
 

2009年12月2日水曜日

Rhinoceros対応グラフィックカード

ATI社製グラフィックカード FireProシリーズ3機種


 FirePro V7750
 FirePro V5700
 FirePro V3750

第五十六回 日本伝統工芸展

以前、このブログで紹介させて頂いた富山大学芸術文学部の林教授が第五十六回 日本伝統工芸展 で文部科学大臣賞を受賞されました。受賞作品は、乾漆蓮花食籠 (かんしつれんげじきろう )です。 9月にNHKで放映されましたので、ご覧になった方もいるでしょう。













乾漆は漆器の胎を作るための技法のことで、簡単に言うと型に麻布を複数枚漆で貼り重ね最後に型から抜いて器の胎を作ることを意味しています。食籠は茶事で用いる食物を納める蓋つきの器のことで、蓋をあけると本体の立ち上がりの上に懸子と呼ばれる皿が乗っているものです。この作品も大きさは径225、高140程です。

以下、林先生より頂いたコメントです。
制作意図
花をモチーフとした器の製作を続けてきましたが、これまでは輪花型、あるいは稜花型のものが多くありました。今回は花弁一枚一枚を独立させ、それぞれの花弁の微妙な形のニュアンスを器の側面に表現し、また蓋の甲面には水を張ったような緊張感とそこから花弁の間を水が流れ落ちるような造形を試みました。上から投影した形は丸に近い六稜ですが、蓋の開け閉めに支障のないように立ち上がりや合口の形に配慮しました。蓋甲面の塗りぼかしは、色彩的な効果を意図したことと同時に、本年、日本で皆既日食が見られたことから、師である田口善国先生の代表作が思い出され、また増村益城先生得意の技法をお借りした、両先生へのオマージュでもあります。
林先生への受賞のインタビューもありますので是非、ご覧下さい。

2009年12月1日火曜日

Rhino講習会 -システムクリエイト-

株式会社システムクリエイトにおいてRhinocerosの講習会が行われます。

開催日時
2009年12月 3日(木)
2010年 2月25日(木)
2010年 4月22日(木)
2010年 6月24日(木)
場所
大阪府東大阪市

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