2009年9月16日水曜日

Grasshopper による工業デザイン

GrasshopperのWebには実に様々なユーザーからの投稿がされています。建築系のものが多いようです。恐らく、構造物が繰り返し、微妙に角度を変えながら、配置したり、自由曲面をUV情報で分割したりをGH(Grasshopper)定義で、ロジックを組んでシミュレーションし易いのが大きな理由の一つでしょう。
自動車や工業デザイン向けのものも投稿されています。例えば、Giorgio Gurioli氏の投稿例
http://grasshopper3d.ning.com/photo/photo/list?page=29






この写真からは、GH定義自体が公開されていないので、詳細は分かりませんが、自動車を構成するそれぞれの面のエッジカーブをGHのパラメーターとして定義し、主に2RailSweepコマンドで面作成をしています。Rhinoのヒストリー機能を使用しても似たことは出来ますが、一度、カーブをリビルド等して編集するとヒストリーは無くなってしまいますが、GHで定義しておけばそのオブジェクトをどのように編集しても再度、面を張ることなく面を構成するカーブをどのように編集しても構いません。デザイン対象の面構成が決まっていれば、GHで一度、定義してしまえば形状バリエーション等が簡単に行えるでしょう。

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