Rhinoというと工業デザインをイメージする方が多いと思いますが、このブログでも紹介しているように建築系での使用が増えています。日本では伝統工芸の分野でも使用されはじめています。
アプリクラフトのEvent欄で紹介していますが、今年、アプリクラフトは、「財団法人わかやま産業振興財団」の委託開発事業で「漆と陶の組み合わせによる新商品創出のためのデザイン技術研究」に参加しました。
この研究は地域の中小企業が中核企業となり,他の企業とともに,高等教育研究機関等,公設試験研究機関とによる,いわゆる産学官による連携体を構築し,新製品・サービスの開発のための共同研究を行うことを目的としたもので、今回、漆器と陶器を組み合わせた新しい感覚のテーブルウェア・デザイン開発のための研究目的です。
アプリクラフトは、Rhinoceros)を使用して、デザイン具現化のための陶器データの作成と提供を行い、また、陶器の型製作を通じ、3D活用による陶器製作のノウハウの集積とプロセス改善という立場でプロジェクト参加しました。陶器は焼成すると収縮したり、厚みによって反ったりしますがそれを考慮に入れてモデリングします。またデジタルでデザインするとまた手造りと違った形になりますし、また上薬の厚みでそれほど冷たい感じにもなりません。画像は来年まで紹介出来ませんが、興味のある方は1/13名古屋のテーブルトップショーで成果が見れます。
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