前回で紹介した徳利ですが、実際の試作について若干、説明します
まず、完成したRhinoモデルを半分に分割し(左図)、Rolandの切削機MDXで切削し張り合わせます。(右図)
次に、石膏型を作成します。この型は、がば鋳込みと呼ばれる製法の型で徳利の底の部分と左右の3つの”割型”で徳利の形を作ります。
この”割型”を合わせ、その中に液状の粘土を流し込み、一定時間置くと、石膏が水分を吸収し、一定の厚みをを持った乾いた粘土が形成されますので、残りをの液状粘土を捨てます。
自然乾燥、素焼きをした状態(右図)。
最後に、釉薬(うわ薬)をかけ、本焼きをして終了。仕上がりは前回のブログの通りです。
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