2014年2月18日火曜日

RGSS 第43回

RGSS第43回へのご招待です。
(RGSSは大野友資氏と舘知宏氏が主宰する、毎月、建築、プロダクト、メディア・アートなど、様々な分野からゲストを迎え、コン ピュテーショナル・デザインについて日本における最先端の情報を交換し合う勉強会系ワークショップ的イベントです。)

今回は、現在設計において当たり前のように使われている構造解析ソフトやツールがどうやって発展してきたか、そしてこれからどうなっていくのか。その歴史を紐解きながらプレゼンテーションしていただきます!更に今回は3Dプリンターに関連する話もしていただく予定です。学会やセミナーとはひと味違う、RGSSならではのざっくばらんなディスカッションになると思いますので、少しでもご興味のあるかたは是非ご参加ください!

2月の第3金曜日2月21日に、Fabcafeのイベントスペースにて開催します。

リンク先のページから、指示に従って予約をしてください。

httfabcafe.com/join/w00041_001p://

○プレゼンター
石井恵三(株式会社くいんと代表取締役社長)
構造解析プログラムの研究・開発者。独自のソフトウェアを共同開発する傍ら、年1回、多くの権威や専門家たちの講演を通して計算力学、CAEの最先端の研究、情報をビジネスに関係なく発信する「くいんとセミナー」を開催するなど、領域の発展にも貢献している。

株式会社くいんと
http://www.quint.co.jp/
  
○プレゼンテーション  
-1956年に発表されたボーイングのターナーらによる直接剛性法の論文は、現在どこでも使われている有限要素法の元と言われる。この便利な手法は、コンピュータの発達と歩調を会わせるように大きく発展し、計算力学(Computational Mechanics)という学問を産み出し、またCAE(Computer Aided Engineering)という哲学をも産み出した。この中で要となる技術、構造最適化もまた1960年にシュミットにより近代的な構造最適化の方法が提示され、その後1988年にベンゾーと菊池が連続体のトポロジー最適化の概念を示してからは、概念設計プロセスにおける構造形態創成が一気に加速した。近年、この技術を生かす3Dプリンターの大幅なプライスダウンにより、トポロジー最適化技術は現実のものとなりつつある。-

構造解析の歴史を通して、これからの応用例を紹介していく。
■日時:2014.2.21[金]19:00-21:00
■会場:Fabcafe(東京都渋谷区道玄坂1-22-7道玄坂ピア1F)
■主催:RGSS 
■協力:Fabcafe, noiz architects
■参加費:1000円(ワンドリンク+フィンガーフード付き


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