2013年2月14日木曜日

Rhinoでデザインされた陶器、パリ見本市へ


1月18日~22日に、パリで行われた見本市、メゾン・エ・オブジェでRhinoでデザイン・モデリングした陶器が出展されました。
出展されたのは、石垣焼窯元様。石垣焼は陶器と石垣島ならではのガラスを融合した点が特徴で、油滴天目とガラスのブルーの対比が鮮やかな美しい陶器です。
今回、出展にあたりデジタルで作陶したものを出したいという意向があり、アプリクラフトでデザイン・モデリングをさせて頂きました。






















ブースの様子







































以上、フィンガースプーンとプレート。
フィンガースプーンはデジタルデザインのシャープさが陶器を焼くことにより良い感じに柔らかく仕上がっています。
プレートは出展に際し、油滴の表現可能な最小領域を確保しつつ、パターンのデザインは、Grasshopperでシミュレーションしながら決定しました。プレートは”珊瑚礁”を、フィンガースプーンは”波”をイメージしてデザインしています。




















ガラスと油滴天目のも(左)と油滴天目だけのもの(右)




















フィンガースプーンの型




陶器は磁器に比べて形状の変化が大きいので意図したデザインに焼き上がるか難しいところもありますが、そこがまた面白くもあります。


石垣焼窯元では、体験陶芸教室も行っていますので、石垣島へ行き機会があれば是非。



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