Rhino5.0WIP新機能: 軽量オブジェクト
5.0WIPでは、オブジェクトの種類が増えました。「Extrusion」(エクストルージョン)というオブジェクトで
表示用メッシュの数を減らす等、あまりメモリーを使用しないため、
従来のオブジェクトより軽量のデータが生成されます。
また、Extrusionオブジェクトは、直方体、円柱のほか、
パイプ、押し出しやスラブといったコマンドで生成できますので、
景観等、シンプルな形状を多く含むモデルにおいて
表示速度の向上等、より取扱いやすいデータになりそうです。
なお、5.0WIPを初めて試用すると、画像の左側のように
アイソカーブのないサーフェスが生成されることがあります。
"ポリサーフェス"等、従来のオブジェクトで生成する場合は、
「UseExtrusions」コマンドをコマンドエリアで実行し、
「Polysurface」オプションを選択してください。
次回上記コマンド(Box, Cylinder, ExtrudeCrv, Pipe,Slab)実行より
"サーフェス"や"ポリサーフェス"で生成されます。