東京大学建築学科とコロンビア大学建築学部の合同ワークショップが東大で開催されます。コロンビア大学のデジタルファブリケーションラボが主催するこのワークショップでは、コロンビア大学側から10名程度、東京大学からも15名程度の大学院生が参加し、3週間弱に渡って最新のソフトウェアを用いたコンピューテーショナルデザインと、その特性を生かしたデジタルファブリケーションの実習を集中的に行ないます。共催する東京大学では、建築学科の隈研吾研究室を中心に、建築学科の正式なカリキュラムの一環として運営されます。ワークショップではコロンビア大学、東京大学の学生が複数のデザインチームを構成し、共同でコンピューテーションの特性を吟味しながら、テーマである「茶室」を再解釈し、設計及び製作に取り組みます。会場は東京大学の本郷キャンパス工学部1号館、製作及び展示も1号館の前庭にて行なわれます。それぞれの大学からコンピューテーショナルデザインに造詣の深い講師が参加し、学生と一緒にワークショップを進め、製作、展示までを行います。また、ワークショップに先立ち、ワークショップで使う最新の3DモデリングソフトウェアであるRhinocros、及びそのプラグインソフトのGrasshopperに関して、日本側学生の理解をコロンビア大学と同等程度に高めることを目的に、5月より東京大学建築学科にて全8回の連続講義を行ないます。
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