2010年4月16日金曜日

海外Rhino事情 CAADRIA2010

4/7~4/10まで、香港にて、CAADRIA2010(The association for Computer-Aided Architectural Design Research in Asia)というカンファレンスに参加してきました。CAADRIAは、主に建築におけるコンピューターの使用を有効に使用することを目的とした教育機関中心の団体で、去年紹介したACADIAの姉妹団体です。ACADIA同様、ここでも多くのRhino/Grasshopperの使用例が発表されていました。
下記の写真は、MIT教授、Larry Sass氏の基調講演の様子です。”Next Revolution”、副題”Digital Building Kit”というタイトルで建築の部材が自動車の部品のように購入して組み立てられるようになり誰でも建築のエキスポートと同じように建築可能になるというような話だったかと思います。背景には建築部材の製造が容易になったことがあります。特にラピッドプロトタイピングでは進歩は目覚しいものがあります。ここ数年、デジタルデータを建築部材にする技術が著しく向上しているようですが、大きな変化の渦中にあるのかもしれません。
さて、Rhino関連の話ですがMITでも、RhinoやRhinoScriptを有効なツールとして使用しているとのことでした。

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